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宿泊 2024.02.22
皆様お元気ですか?いつもスタッフブログをご覧いただきましてありがとうございます。ルームサービスの浅井です。
昨年の11月に山梨県甲斐市にあるサントリー登美の丘ワイナリーへ見学に行ってまいりました。私にとって人生初のワイナリー見学。
今回はその登美の丘ワイナリーにスポットを当ててお話ししたいと思います。新宿を出発し約2時間でワイナリーへ到着。「登って美しい丘」に由来する登美の丘ワイナリー。
150ヘクタールもある広大なワイナリーです。
150ヘクタールと言われてもピンとこないですよね?
東京ドーム約2個分だそうです。この日は朝から大雨でしたが、お昼には雨が止み、富士山が見えました。
ワイン用ぶどう作りにおいて必要な3つの条件
➀降水量が少ないこと
➁十分な日照量が必要
➂昼夜の寒暖差があること
登美の丘ワイナリーはまさに理想の地。昼夜の気温差10度以上になる日が多く、日照時間は長く雨も少なめ。
では雨が多いと何故いけないのでしょうか?
それは雨が多いとぶどうが水膨れしてしまい、味が薄まるためだそうです。
また、日照時間が長いとぶどうの糖度があがり、とてもおいしいぶどうに育ちます。
実際手でつまんで1粒食べてみました。
「甘~い!おいしい」、「これはすっぱーい!」と参加者は大騒ぎ。
指が赤く染まるほどの色の濃さ…食べ過ぎてしまいました(笑)
・登美の丘ワイナリーの歩み
2018年に日本のワインではじめて国際的な酒類のコンペティションで最高賞を受賞。以来数々の賞を受賞。
育てている品種は11種類。
甲州・メルロ・プティヴェルドなど。
プティヴェルド:実は小さく酸味が強い
メルロ:実は大きく甘い
見学を担当していただいたのは、老舗ホテルでのソムリエ経験をもつ、サントリー株式会社の松本様。見学中に登美の丘ワイナリーの特徴をうかがうと
▶ぶどう畑の風土や気候と向き合い100年以上にわたって守り続けた生育環境
▶土壌(テロワール:土壌の個性)へのこだわり
▶個性のないワインにならないよう技術ばかりに頼りすぎないこと
などなど…大変熱く語っていただき、作り手の情熱を感じました。
年日本のワイン、中でも登美の丘ワイナリーで造られたワインが高く評価されています。そこで私が惚れてしまった1本のワイン「甲州」です。
この度2024年3月1日からルームサービスにて提供することが決まりました。
フロムファーム 甲州 日本の白 ¥7,000
みかんや八朔のような和の柑橘を思わせるフレッシュで爽やかな香りが特徴。余韻に優しく広がる旨味を感じる山梨県登美の丘ワイナリーの辛口白ワインです。どんな料理にも合わせやすい甲州ですが、次のスタッフブログでは
特に相性のよい食材やルームサービスのメニューをご紹介いたします。
ルームサービス 浅井