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レストラン 2024.01.12
こんにちは。6F 京料理「入舟」の掛川です。
いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、2023年12月20日(水)に京料理「入舟」にて開催いたしました、京料理と日本酒を愉しむイベント「入舟と佐々木酒造の夕べ」の当日の様子をご紹介いたします。
当日は常連の方を含む20名を超えるお客様にご参加いただきました。
佐々木酒造は、二条城の北側で創業130余年、酒造業を営む京都洛中に現存する唯一の蔵元です。
佐々木酒造を代表する銘酒「聚楽第」は、三方を山に囲まれる京都盆地の良質な水質と大切に育てられたお米を使用し作られています。
太閤豊臣秀吉が建てた聚楽第が、ちょうど佐々木酒造の立地と重なることに由来するそうです。
お食事の開始前には、社長の佐々木晃様より日本酒へのこだわりや特徴、味わい方などをお話しいただきました。
日本酒はお米に合う料理に合う、料理が主役で、それを引き立てることができる。
また、季節により味わいが変わる、仕立てが変わるのも数ある酒類の中でも日本酒だけというお話に、ご参加の皆様は興味深く聞き入っていらっしゃいました。
秋に収穫したお米で仕込みをし、冬から春にかけて新酒がうまれ、春には大吟醸、夏には冷酒、秋には1年の熟成感をもつお酒へと、飲み頃を気候に合わせて変えられる。
食材の旬に合わせられるところに面白さ、美味しさの広がりがあり、海外でも徐々に需要が増えてきていると、熱のこもったお話をしていただき、お食事開始の時間となりました。
入舟の料理長 臼井が7種類のお酒に合わせたのは、冬の味覚を使ったこだわりの京料理。
まずは、優しい味わいの冬季限定酒「聚楽第 吟醸 あらばしり」に慈姑豆腐を合わせて。
蟹真丈の御椀には、お出汁との相性の良い米の風味豊かな「聚楽第 純米大吟醸」を。
鰤の照焼には、滑らかな酸味とふくよかな旨味が奥行きをあたえてくれる「聚楽第 大吟醸 エクストラプレミアム」で後味すっきりと。
季節の果物とアイスクリームを盛り合わせた水物には、酸味と苦味が心地よい「古都のリキュール 檸檬」のソーダ割りでさっぱりとお召し上がりいただきました。
一度に多種の日本酒が少しずつ味わえる贅沢、お酒と料理のマリアージュを身近に感じていいただけるこのイベントは毎回好評です。
次回は、2月7日(水)17:30より「入舟と北川本家 富翁の夕べ」を開催予定です。
京都伏見で創業360余年を数える北川本家「富翁」の社長 北川様にお越しいただく予定ですので、奮ってのご参加お待ち申し上げます。
引き続き、創業135周年を迎えたホテルオークラ京都の京料理「入舟」を何卒よろしくお願いいたします。
季節の献立を吟味し、皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ち申し上げます。
入舟 掛川
※掲載内容は投稿日現在の内容です