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ホテル 2021.03.26
皆様こんにちは。
いつもスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
春本番、ホテル周辺の桜の開花も進んでまいりました。
今回は、2024年の新1万円札の顔として、また、現在放送中の大河ドラマの主人公として話題の“渋沢栄一”についてご紹介いたします。
「近代日本経済の父」と呼ばれ、約500もの企業に関わったとされる渋沢栄一が、ホテルオークラ京都とも縁があることをご存じでしょうか。
ホテルの創業は明治21年(1888年)。
外国との交流が盛んとなり、鉄道網も整備されつつあった頃でした。
渋沢栄一は、日本を代表する景勝地にふさわしい宿泊施設が必要と考え、ホテルの創立費を扶助したそうです。
2021年で創業133周年、京都で最も長い歴史を持つホテルのはじまりは、渋沢栄一のお陰でもあったと思うと感慨深いものがあります。
実業家として日本全国を飛び回った渋沢栄一は京都にも何度も訪れています。
歴史的建造物や名所が多い京都ですが、幾度となく宿をとった木屋町通、頭取を務めた第一銀行支店、当時の日本銀行京都支店(現:京都文化博物館)があった三条通、渋沢栄一も出席した平安遷都千百年記念祭典に際し創建された平安神宮など、彼が活躍した頃の痕跡を探して京都の街を歩くのも面白いかもしれませんね。
(写真:桜並木が美しい木屋町通・高瀬川)